未来のコロッセオ

時間と空間が圧縮された世界。
いつでもどこでも自在にアクセスできるようになっている。
MacのTime Machineようなインターフェイス。
恐ろしいことに特定の座標を指定すればそこだけ時間を操作できる仕様になっている。


レストランで食事中、ヤク中のチンピラに絡まれる。
時間を早送りすると廃人化してしまった。
これが人間なのかという酷い有様に目を背け、私は店を出た。
遥か未来へと逃亡し、巨神兵に乗り込む。
山の向こうからやって来る未知の敵からシェルターを護るのが任務だという。
時折廃人になったチンピラの具合を看に過去へと戻ったりもした。
どれくらいの時が経ったか定かではないが、一向に現れない敵。
馬鹿馬鹿しくなり部隊を離れて山を越えることにした。
山の向こうは絵に描いたような未来都市だった。
最終戦争の成れの果てみたいなこっちの世界はいったいなんだったのか。
兵器を捨て、街に入り込む。
そびえ立つ摩天楼のひとつに入る。
そこでは異形の獣を使役する人間たちの闘いが繰り広げられていた。
こんな野蛮な闘いは止めさせなくてはとジャッジを脅し試合を中断させ、主催していた企業を追放すべく人々を煽った。
かくして未来のコロッセオは崩壊した。